猫のおやつの適切な量・頻度

こんにちは!
動物看護師のSHIZUKOです。

みなさんのお宅では猫さんにおやつを与えますか?

実は、
動物看護師になる前は、うちのゴンちゃんにたくさんおやつをあげすぎてました・・・

その結果・・・

  • 肥満
  • 尿道閉塞
  • 肝臓数値悪化

調子に乗っておやつを与えすぎたこと、反省しています。

こんな失敗をしてしまわないように、
今回は「猫のおやつの適切な量と頻度」を解説したいと思います。

目次

猫におやつは必要? 猫のおやつのメリット・デメリット

そもそも猫におやつは必要なのでしょうか?

栄養的観点からは不要です。
「総合栄養食」と記載のあるフードを与えていれば、フードと水だけで栄養がきちんと満たされます。

では、なぜこんなにもたくさんのおやつの種類が販売されているのですか?

おやつは人と猫とのスキンシップになり、人も猫も満足できるようになるからです。

猫のおやつのメリット・デメリット

  • おいしいご褒美になる
  • 猫とスキンシップが取れる
  • 種類が豊富で選ぶのも楽しい
  • カロリーが高め
  • 添加物が多いものもある
  • おいしいので食べ過ぎる

おやつにはメリットもたくさんありますが、
気をつけなければいけないデメリットもあります。

デメリットには目をそむけがちですが、
少しだけ頭の片隅に置いておいて下さい。

猫のおやつ選びのポイント

みなさんはおやつをどうやって選んでいますか?

パッケージのかわいさ!

話題になっているおやつだから

見た目が美味しそうなだから

価格!

おやつを選ぶ時の基準って皆さんそれぞれなのですが、
わたしはパッケージの裏面までチェックすることをおすすめします!

パッケージには
ペットフードの名前、目的、原材料、賞味期限、原産国、成分・・・
など、多数の情報が記載されています。

全部に目を通す必要はなく、チェックしてほしいポイントは2つだけ!

  • カロリー
  • 原材料

猫のおやつの適切な量

おやつの食べ過ぎは肥満のもとです。

大きな声では言えませんが、うちのゴンちゃんの最高体重は8.8kgでした…

猫のおやつの適切な量は
1日の必要カロリーのうち10~20%以内と言われています。

1日の必要カロリーってどれくらいかなんてわからないよ!
という声のために、ざっくりですがカロリー表を載せておきます。

スクロールできます
体重1日 必要カロリーおやつカロリー
2kg120~165kcal12~32kcalまで
3kg160~225kcal16~44kcalまで
4kg200~280kcal20~56kcalまで
5kg235~330kcal23~66kcalまで
6kg270~380kcal27~76kcalまで

あくまでこの表のカロリーは目安です。
体格・特に肥満度合いによってはこれ以下のカロリーに設定しなければならないこともあります。

おやつのパッケージに記載されている与える量の目安は
多い方のカロリーに設定されていることがほとんどです。

もうひとつカロリーに関して注意したいことがあります!

おやつ分のカロリーを食事から引いていますか?

はじめにお伝えした通り、
おやつは栄養的観点からは本来不要なものです。

なので、おやつを与えたなら
その分フードを少なくしなければ、肥満へまっしぐらです。

ここが盲点の方が非常に多いのではないですか?

昔のわたしもここで失敗しました。
ゴンちゃんはみるみる大きくなって…

猫のおやつの適切な頻度

カロリーさえ守れば、頻度に制限はありません。
むしろ猫さんは
一度にたくさんもらうより、少ない量でも回数を多くもらう方が嬉しいようです。

満足げな顔

現在のうちの猫たちは、少ない量でもあげれば満足します。

でも、もらえないと満足しません…

おやつをあげるときに想像してみてください

例えば、人間50kg 猫 5kg 体格差は約10倍
今与えようとしている猫のおやつ・・・
10倍量を想像してあなたは食べられますか?

 

猫のおやつに注意したい添加物

人より体が小さな猫さんですから、
なるべく体に負担のないものを選びたいですよね。

注意したい添加物
  • 着色料
  • 発色剤
  • 酸化防止剤

着色料・発色剤については見た目の美しさを重視するために使用されています。

見た目・・・
猫さんは食べるときの判断を見た目ではなく、匂いや香り口に入れたときの感触を重要視するので不要です。

酸化防止剤は油の酸化を防ぐために使用されています。

酸化防止は大切ですが、
わたしは化学的に合成された酸化防止剤より天然由来の酸化防止剤のものを選ぶようにしています。
化学的に合成された添加物は体質に合わなかったり、アレルギーの原因となることもあります。

猫のおやつに注意したい【ミネラル・塩分】

過度なミネラル分や塩分は猫さんの体に負担になります。

うちのゴンちゃんは根っからのお魚派!
昔のわたしは『猫用なら大丈夫』と信じて、猫用のにぼしを与えていました。

結果、ゴンちゃんは尿に多量の結晶ができてしまい、尿道閉塞になりました。

動物病院の先生には、「すぐにおやつはすべてやめてください」と言われ、泣く泣くおやつをやめることに…

やっぱり、何より健康が第一です。

塩分チェック

ペロッと猫のおやつをなめてみる

人が塩味を感じるくらい味が付いていれば、猫にはかなり味が濃い

猫におすすめのおやつ

ドライフード

猫さんにとってベストなおやつは普段食べているドライフードをおやつ代わりに与えることです。

「それだと何だか楽しみがないな・・・」と感じてしまうかもしれませんが、
猫さんにとっては十分なご褒美になります。

知育玩具を使って遊びながらフードを与えれば、猫さんの満足度もアップします。

ササミ・白身魚

スーパーでササミや白身魚を買ってきて火を通せば
それだけで猫さんにとっては最高のおやつ!

しかも、添加物無し!味付け無し!低カロリー

水分補給もできるおやつ

もともとウェットフードが好きな猫さんは多いですよね。

今では定番のおやつになった「ちゅ~る」は画期的です。

  • 嗜好性が抜群に良い
  • ペーストタイプで水分補給にもなる

現在では動物病院専用のカロリー摂取ができる
「エネルギーちゅ~る」も発売されて、食欲が下がった猫さんにもよくおすすめします。

原材料にこだわったペーストタイプのおやつ

「原材料にちゃんとこだわったおやつを与えたい」

そんな方におすすめな猫のおやつは

  • シンプルな原材料
  • 5つの不使用(香料・着色料・人口調味料・保存料・穀物)

チキン&レバーを使用したペーストタイプのおやつです。

何より安心できる原材料が嬉しいですね!
素材にもこだわりたいなら、ぜひお試しください♪


猫のおやつのまとめ

  • おやつは人も猫も満足できるおいしいご褒美
  • 猫とのスキンシップになる
  • おやつのパッケージに騙されるな
  • おやつのカロリー・原材料・添加物には注意しよう

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

SHIZUKOのアバター SHIZUKO 動物看護師

認定動物看護師
ペット栄養管理士
CATvocate認定プログラム修了
猫飼育歴30年・動物看護師歴15年。

幼い頃から常に猫がいる暮らし。
将来は獣医さんになりたいと目標としていたが、獣医学部進学を断念。本屋で立読みしていた資格ガイドで「動物看護師」を知る。
動物看護の専門学校を卒業後、兵庫県内の動物病院で勤務。
現在も10匹の猫と暮らしている。

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