猫の寒さ対策【暖房ナシでも留守番できる?】

こんにちは!
動物看護師のSHIZUKOです。

こんな質問をいただきました。
「猫を初めて飼います。
 冬に留守番させるとき、寒さ対策はどうすればいいですか?
 できれば暖房器具や電化製品は使わずにできる対策を教えてください。」

♪猫は~こたつで~丸くなる~♪
という歌があるように、猫さんは寒さが苦手です。

しっかりと寒さ対策をしてあげないと
寒いことがストレスとなり、体調を崩す原因になることもあります。

ですが、ペットが原因の火災件数も少なくないことからも
寒さ対策と安全が大切です。

わたしの家で実践している対策をご紹介します。

目次

電気なしでできる猫の寒さ対策

断熱効果のあるカーテン

窓からの冷気は部屋の温度が下がる原因です。

窓に遮熱効果のあるカーテンを付けるだけでも、部屋の保温効果が高まります。
我が家ではカーテンと窓の間に、断熱シートを取り付けて対策しています。

南向きの窓

日光浴ができるスペースは猫さんにとって最高の寝床です。

特に南向きの窓がある部屋は、窓辺に猫さんがくつろげるスペースを作ってあげましょう。
先ほどの遮熱カーテンを取り付けつつ、
晴れの日はこの寝床スペースだけカーテンをあけて、仕事に出かけます。

ただし、日が暮れて暗くなってからしか帰宅できない時は
部屋が冷える原因になってしまいますのでおすすめしません。

窓辺でくつろぐ猫

この写真はうちの猫ですが、12月に撮影したものです。
丸くならずに寝ている姿からも、暖かいことがわかります。

床に寝床を設置するときは、断熱シートを下に敷いておくと底冷えが軽減できます。
我が家ではコルクマットを断熱シート替わりに使っています。

湯たんぽ

湯たんぽを使う時の注意点
  • 必ずカバーを付けて使用する
    ⇒猫は寒がりなので、湯たんぽにピッタリくっついて長時間寝ることもあり低温やけどを防ぎましょう
  • ジェルタイプの湯たんぽは中毒になることも!
    ⇒破れて中のジェルが出てしまい、誤飲すると成分によっては中毒になり危険です

ドーム型のベッド・段ボールハウス

湯たんぽは単独で使用するより、
ドーム型のベッドの中に入れたり、段ボールベッドと組み合わせて使うとより効果的です。

動物病院では入院の猫さんにも段ボールハウスを使用しています。

留守番時の注意点

ここまでお読みいただくと、留守番時の猫さんの寝床の保温はバッチリだと思います。

猫さんは夕暮れ時から活発に活動する動物なので、
日中は寝ていることが大半です。

じゃ、寝床だけ暖かくしとけばいいんじゃない?

もう一つ注意点が!

猫さんのアイコン画像猫さん

トイレと水飲み場も暖かくしてほしい

猫さんは 面倒くさい、動きたくないと思えば本当に動きません。

過去にわたしの勤務する動物病院で実際に合った話では、

急に寒くなったある日、トイレにオシッコした形跡がひとつもない!
オシッコが出なくなったかも⁉と、慌てて来院されました。

検査は異常なし。
来院するときにキャリーでオシッコを漏らしてしまっていました。

猫さんの環境をお伺いすると、

  • 猫がいつも寝ているのは2階の押し入れ。
  • トイレは1階の玄関前。水とご飯は1階の台所に設置。

問題点は二つ
1.トイレが遠いこと  2.トイレまでの道のりが寒いこと
が問題点だと考えられました。

解決策として
①トイレを2階にも設置することを提案
 ⇒スペース的にトイレを2階に増やすことが難しいとのことで、断念

②1階までの道のりが寒くないようにする
 ⇒階段と廊下にマットを敷いて冷たくないようにする

結果的には②の対策を実施していただくと
留守中や夜中にもきちんとトイレをしに1階へ下りてくれるようになりました。

  • トイレの設置場所は、寝床と同じ部屋内がベスト
  • トイレや水飲み場までの道のりが寒くないように

留守中の猫の寒さ対策のまとめ

  • 断熱シートで部屋の保温
  • 晴れの日は日光もうまく活用しよう
  • 湯たんぽドーム型のベッドや段ボールで効果アップ
  • 寝床だけでなく、トイレや水飲み場までの寒さ対策も忘れずに!

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の寒さ対策は健康で比較的若い猫さんには最適です。
高齢の猫さんは体温調節が難しくなっていることも多いので、ペットヒーターや暖房を組み合わせた対策が必要になります。

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この記事を書いた人

SHIZUKOのアバター SHIZUKO 動物看護師

認定動物看護師
ペット栄養管理士
CATvocate認定プログラム修了
猫飼育歴30年・動物看護師歴15年。

幼い頃から常に猫がいる生活。
小学生のときから将来は獣医さんになりたいと目標としていたが、高3の夏に学力の無さから獣医学部進学を断念。
本屋で立読みしていた資格ガイドで「動物看護師」を知る。
動物看護の専門学校を卒業後、兵庫県内の動物病院で勤務。
現在も10匹の猫と暮らしている。

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