こんにちは!
動物病院勤務(VT)のSHIZUKOです。
現在10匹の猫と暮らしていますが、
猫たちもだんだん高齢化してきました。
うちの猫の平均年齢は、なんと14才!!
末っ子が10才、いちばん上が18才。
そんな高齢化猫社会の我が家での問題は「認知症」です。
程度に差はあるものの、夜鳴きが最大の問題。
ご近所への迷惑も問題なのですが、
夜中に大きな鳴き声で何度も起こされて家族が寝不足なのです。
そんな時に出会ったのが「ヒルズPRO健康ガード アクティブシニア」
今回は、猫の認知症の記事でもご紹介した
「ヒルズPRO健康ガード アクティブシニア」をレビュー。
- どんな猫におすすめ?
- うちの子に使ってみたら、どう変わった?
をお伝えします。
うちの猫のフードを「アクティブシニア」に変えたきっかけ
急に昼夜逆転、夜鳴きが…
もともと数年前から脳炎があり、投薬をしていた やよいちゃん。
脳炎の影響で足元がふらついたり、時々眼振が出たりする症状があるものの、お薬で落ち着いていました。
ある時、急に夜中に大きな声で鳴くようになり日に日に頻度が増してきました。
ひどい時には夜中の3時から朝の5時まで鳴きっぱなしのことも。
夜鳴きと同じくらいの時期から、
一定の空間をグルグルと回る(徘徊行動)も見られはじめ、主治医に相談することにしました。
先生からは「認知症」の可能性が高い。
ただもともと脳炎もあるので脳炎が悪化した可能性も否定はできないが、
とりあえず抗酸化成分をサプリメントか食事で摂取させて様子をみましょう、と言われました。
ということで、やよいは『ヒルズ アクティブシニア』を食べてくれたので、フードを変更することに決定!
アクティブシニアはこんなフード
ヒルズ・コルゲート株式会社とは?
アクティブシニアのメーカーは世界的にも認知度が高いヒルズ・コルゲート株式会社です。
ヒルズ??と言われてもピンとこない人は〝サイエンスダイエット″と言った方がわかりやすいかもしれませんね。
動物病院業界では知らない人はいないほどペットフードでは有名なメーカーです。
最近は見かけなくなりましたが、「米国の獣医師がNo1に推奨する~~」というCMもありましたね。
世界で初めて腎不全の療法食を作ったメーカーで、今ではたくさんの種類の療法食もあります。
一昔前のヒルズのイメージといえば…美味しくない。
ですが近年は嗜好性も大幅に改善されていて、猫的には美味しくなっているようです。
PRO健康ガード アクティブシニアとは
もともとヒルズにはb/dという認知症用の療法食があったのですが現在は終売してしまっており、
このb/dに一番近い栄養組成なのがアクティブシニアです。
アクティブシニアは『シニアになってもアクティブな生活が送れるように』という意味でネーミングされたフードで、
最新の遺伝子栄養学に基づいて作られています。
アクティブシニアに変えてみたらどうなった?
やよいはアクティブシニアへ変更する前は、
同じヒルズのPRO健康ガードシリーズの腎臓・心臓を食べていたこともあり、切り替えは難無くできました。
嗜好性・食いつきも○
やよいちゃんは躊躇なくパクパク食べてくれて、食べ残しもありません。
ただし我が家の全10匹の猫で嗜好性テストをしたところ、10匹中3匹は全く食べてくれませんでした。
一週間経った頃から、
あれっ?そういえば夜中に鳴き声が聞こえない!
鳴いても、鳴き続けることが少なくなった。
わけもなく歩き回ることが減少。
夜中に鳴くことがほぼなくなり、ぐっすり眠れている様子。
再び夜鳴き。毎日ではないものの、夜中に大きな声で鳴くことがある。
やはり完璧に症状が改善することは難しいが、進行速度が遅くなった印象。
考察
アクティブシニアに含まれている抗酸化成分が脳の健康を維持し、
豊富な必須脂肪酸が脳神経の栄養補給に適していると考えられる。
- 夜鳴き
- 徘徊行動
- 活動性の低下
など高齢期の悩みに最適。
アクティブシニアはこんな猫におすすめ
- まだまだ元気だけど、シニア猫の健康に配慮されたフードを食べさせたい
- 寝ることが多くなり、遊ぶことが少なくなった
- 被毛がパサついている
- 足腰が弱ってきた
- 夜鳴きや徘徊行動がみられる
認知症の診断には自己判断せず、まずは動物病院で診察を受けましょう。
猫さんの1年は人間の4才分です。7才を過ぎたら元気に見えていても年に2回 健康診断を受けましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
猫さんがいつまでもアクティブなシニアライフを送れますように♪
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