猫の爪切りを失敗する4つの原因【暴れる猫にも言い分がある】


こんにちは!
動物看護師のSHIZUKOです。

あなたの愛猫は自宅で爪切りできますか?

動物病院で勤務していると、
「猫の爪がどうしても切れないから、切って欲しい!」と、
爪切りだけに来られる方も結構いらっしゃいます。

もちろん動物病院は病気の時だけに来院するところではないので、爪切りオンリーの方も歓迎です。
ですが猫さんのためを思えば、やっぱり自宅でできるようになって欲しい…のが本音です。

今回は、自宅で爪切りできない原因と対策を解説します。

目次

猫の爪切りができない原因

爪切りを使い慣れていない

猫の爪を切るときは、何を使っていますか?
「猫用爪切り」を使っている人が多いのではないでしょうか?


私がおすすめする爪切りは「人用爪切り」です。

「えっ猫用じゃなくてもいいの?」と驚く方が多いかもしれませんが、
猫さんも人用の爪切りで十分切れます。

「猫に爪切りに慣れろ!」と言う前に、
人が扱いに慣れていなければ上手くいきません。

爪切りの扱い慣れていないと・・・

  • 深爪の原因になる
  • 爪を切るのをためらってしまう
  • 必要以上に力が入ってしまう

人用爪切りを使うメリット

  • 取り扱いに慣れている
  • 家にある

<人用爪切りを使うときの注意点>
使用前後は爪切りをアルコールで消毒する

指先をギュッと握る

指先は猫さんにとって繊細な部分です。
触れることすら拒否する猫さんもいます。

爪を切る時にギュッと指先を握っていませんか?
爪切りに集中するあまり、力が入りすぎていませんか?


ですが猫さんは爪を隠している動物なので、指先を押さなければ爪が出てきません。

じゃ、どうするのー‼︎

猫さんの手先・足先はマシュマロ!
いや、崩れそうなおぼろ豆腐だと思ってください。
そのくらいの気持ちでソフトタッチで指先を握って爪を出してあげましょう。

爪切りに挑む前に、指先のソフトタッチの練習が必要です。
猫さんが寝ているときに、そっと指先を握り爪を出す練習をしましょう。

また猫さんの腕を伸ばしたいときに、指先を持って引っ張るのもNGです。

腕を伸ばしてほしいときは、
肘を押してあげると、スムーズに腕を伸ばしてくれます。

痛い思いをさせる

深爪してしまうと、
もう猫さんにとっては爪切りはトラウマになってしまい二度とさせてくれません。

猫さんだけでなく人もきっとトラウマで、
怖くて猫の爪を切れなくなりますよね…

猫さんの爪は半透明で、
うっすら真ん中に血管があるのが確認できます。

血管まで切ってしまうと出血しますし、
もちろん痛みもあります。

「なるべく短く切りたい!」
その気持ちは捨ててください。先の尖っている2〜3mmくらいを切るくらいでOKです。

慣れてくればもう少し切っても構いませんが、出血する手前から痛みを感じることをお忘れなく‼︎

動きを必要以上に拘束する

嫌がるので、家では二人がかりで押さえつけて爪切りします。

そんな声もときどき耳にしますが、猫さんに悪影響なのでおすすめしません。


よく考えてみてください。

一人にに体を押さえつけられて、
もう一人には腕を掴まれて
何やらハサミらしきもので切られそうになる。

猫さん

これは拷問だー!!!

猫さんがこんな風に感じてしまえば、暴れてしまうのも無理ありません。


動物病院では仕方なく押さえつけて処置をおこなうことがありますが、
ご家庭で押さえつけてまで無理強いすることはやめてあげてください。

猫さんにとって、家は安心できてくつろげるところだと思って欲しいですよね。

そこまでして爪を切るなら、動物病院を頼ってください。

もしご家庭で二人で爪切りをするならば、

  • 一人は爪を切る
  • もう一人は猫をあやす

猫は3歳児くらいの知能だと言われていますので、子供ををあやすような気持ちで爪切りしましょう。
おもちゃで注意を逸らしたり、
ちゅ〜るのようなおやつを舐めさせながら
爪を切るとgoodです。

体勢は膝の上で抱っこするか、台の上で伏せの状態が爪切りしやすいです。

猫の爪切りのまとめ

  • 「猫に慣れろ!」と言う前に人が慣れましょう!
    使い慣れた人用爪切りで十分猫の爪も切れます。
  • 指先から爪を出すときは、ソフトタッチ!
    猫の指先はおぼろ豆腐と思い、豆腐がくずれないくらいソフトタッチで握るのが基本です。
  • 痛い思いをさせるのはもってのほか!
    痛い経験は猫も人もトラウマになります。
    爪先2〜3mmくらいを切るくらいがちょうど良い。
  • 猫の動きを封じ込めて爪切りをするのは、もはや拷問!
    子供をあやすように猫の注意を逸らせながら、爪切りしましょう。
  • どうしても家で爪切りできないときは動物病院を頼りましょう


最後までお読みいただきありがとうございました。

我が家の爪切りDAYは猫たちにマタタビをあげると決めています。
我慢の後にはご褒美も大切です♪

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この記事を書いた人

SHIZUKOのアバター SHIZUKO 動物看護師

認定動物看護師
ペット栄養管理士
CATvocate認定プログラム修了
猫飼育歴30年・動物看護師歴15年。

幼い頃から常に猫がいる暮らし。
将来は獣医さんになりたいと目標としていたが、獣医学部進学を断念。本屋で立読みしていた資格ガイドで「動物看護師」を知る。
動物看護の専門学校を卒業後、兵庫県内の動物病院で勤務。
現在も10匹の猫と暮らしている。

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